スペインやインド料理に限らず毎日でも食べたい💛クミンシードの芳香に隠されたすぐれた効能。
- 26feliz26
- 2017年2月27日
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「クミン」「クミンシード」
言葉は聞くけれど…お料理に使う経験はあまりないという人が多いのではないでしょうか。
インド料理に使われるスパイス、というイメージを持つ人も多いかもしれません。ガラムマサラやチャツネにも使われていますね。インドだけに限らず、トルコ料理、モロッコ料理、スペイン料理、メキシコ料理などをはじめ、多くの国で使われています。
それもそのはず、「クミン」にはその香しい芳香だけではなく、薬用としても処方されるほどの効能があるのです。ウェルエイジングにはもってこいなのです。
クミンはもっとも古いスパイスのひとつで、ウィキペディアによると、紀元前16世紀の古代エジプトの医学書にも記載され、古代ギリシャや古代ローマでも薬用や美容に使われていました。また中世ヨーロッパでは、結婚式のライスシャワーに恋人の心変わりを防ぐために使われていたとか。
クミンシードは、香り高い精油成分(芳香成分)のリモネンやクミンアルデヒド(クミナール)などを含んでいて、この香りが消化器官を刺激して食欲を増進させます。
漢方では胃薬、アーユルヴェーダでは下痢や消化不良に良いとされ、利尿作用もあるとされています。
ビタミンA、C、E、B2、B3、B6が豊富に含まれているので、強力な抗酸化作用があり、解毒や免疫力強化、生活習慣病予防などアンチエイジング効果も期待できます。
鉄分の含有量が高く、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富で、貧血気味の女性や、精力不足の男性にも効果的です。
また、体内の電解質バランスを維持する働きのあるミネラルが含まれ、心臓疾患にも良いようです。
さらにアーユルヴェーダでは、蜂蜜とクミンの摂取で記憶力を高める効果があるとされ、バナナとクミンの摂取では不眠解消もできるようです。
まさに、毎日食べたくなる「クミン」ですね。シードをそのまま食べてもいいのですが、今回は超簡単な」アボカドとビーツのサラダ」をご紹介します。
Ensalada de aguacate y remolacha(アボカドとビーツのサラダ)
材料(2人前):
アボカド 1コ
ビーツ(皮付きのまま1時間茹でたもの) 1コ
赤ピーマン 1/2コ
完熟トマト 1コ →横に4等分して、ひと口大に切る
紫オニオン 1/4 →粗みじん切り
ドレッシング: *食す20分ほど前に和える
クミンシード 大さじ1
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
レモンのしぼり汁 大さじ1 1/2
塩 小さじ1/2、粗びき胡椒少々
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